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脳バランサー キッズ

  • 公開日:
  • 更新日:
能バランサー

認証年度

2020年度

対象者

放課後等デイサービスや児童発達支援施設の利用者(子ども)と支援員

製品概要

認知機能のトレーニングとアセスメントをするソフトウエア。子どもはゲームとして取り組み、その結果から認知機能を発達指数として算出し記録する。支援者はそれを参考に、個別発達支援計画を作成できる。また、認知機能の推移を見て、支援方法の適否を判断しながら個別支援することができる。オプション機能で保護者向け個別レポートが容易に作成できる。
対象は4歳から12歳で放課後等デイサービスや児童発達支援施設で主に使用されるが、幼稚園・保育園や小学校、特別支援学校中等部高等部での利用実績もある。利用にはインターネット接続されたWindowsパソコンが必要で、1契約で複数台を使った使用も可能。

開発背景

発達に困りを抱えた子どもは、一人ひとり異なる特性をもち、また、成長に応じてその特性も変化していく。2013年に成立した「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」に基づいて全国で急速に整備されることになった放課後等デイサービスと児童発達支援施設には、発達支援に関する専門能力を持つ人材が不足しており、前述の子どもの特性を把握するための製品が必要と考えて開発に取り組んだ。

開発の意義

外見から判断できない認知機能を容易に測定できるようにすることで、発達に関わる個別支援を高度化することが可能になる。また、認知機能に関わるゲームをすること自体が、認知機能の発達を促す可能性があり、それに資する製品を提供することで、施設での活動がさらに有用になると考える。

創意工夫

過去の結果(成績)が自動保存され、それに基づいた「ほめ」メッセージが出ることから、子どもたちは喜んで継続使用する(過去の調査による知見)。読み上げボタンを用意することで、文字の読みがにがてな子に利用しやすい。また、読み上げボタンが気になってしまう子にはボタンを表示しない、失敗表示や音が苦手な子には表示を変えたり、音を変えたりができるなど、発達の困りに即した個別対応機能を用意している。

メッセージ

弊社代表の子ども時代に苦労した経験と、ベネッセで研究所長として教材の研究の取り組んだ経験から、子どもたちの学びや発達は多様であると考える。それに周りが気づいて対応できる、あるいは子ども自らがそれぞれの発想で自由に活動でき、そこからさまざまなことに気づき、身につけられるような学習環境を作ることを弊社のミッションと設定している。
LEarn、Design、EXperimentの頭文字をつなぎ合わせた造語、LEDEXを社名とし、本サービスを始め、感覚の困りや不器用さのアセスメントや、生活・社会機能の獲得方法を助言するなど、多様な製品群を提供することで、社会に貢献したいと考える。

かわさき基準認証総合評価コメント

放課後等デイサービスや児童発達支援施設が子ども達の発達状況の可視化やケアの向上に利用する製品として、子ども達の発達状況をゲーム感覚で測り、データを記録していくことを繰り返していくことで、認知機能を視覚化でき、認知機能の向上に結びつけていくことが期待できることは非常に評価できます。モニター評価においても「個々に合わせたトレーニングが出来、得意、不得意が分かることで支援内容へ反映させることができる」、「データが見やすい。長期的使用して得られたデータであれば、高度な個別支援につなげられるかもしれない」、「負担の軽減とはいかないが、外に出す資料(支援計画等)として客観的なデータが得られるのは助かる」など<理念5 活動能力の活性化>等において優れた配慮があるとの評価を受けました。<理念1 人格・尊厳の尊重>、<理念5 活動能力の活性化>等の優れた配慮を評価し、2020年度かわさき基準(KIS)認証福祉製品に認証いたします。

問い合わせ先

レデックス株式会社

東京都町田市南つくし野1-3-6

電話:042-799-0269

HP:https://www.ledex.co.jp/外部リンク

お問い合わせ先

川崎市経済労働局イノベーション推進部

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2334

ファクス: 044-200-3920

メールアドレス: 28innova@city.kawasaki.jp

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