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【New】食事介助ロボットObi(オビー)

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製品画像

認証年度

令和6年度

対象者

摂食嚥下や認知面にも問題がなく、身体的障害を抱えて暮らす 5 歳以上の人を対象としています。

製品概要

・上肢機能障害や麻痺などで自分ひとりでは食事を摂る事が困難な方向けの食事介助ロボットです。

・いつもと同じ食事のテーブルに置き、スイッチを設置するだけで自立した食事が可能です。

・スイッチは身体機能に合わせたものを使用し、自分のタイミングで4つのお皿の中から食べたいものを選び、好きに食べることができる。ユーザー目線ではQOLの向上、支援者目線では介護負担の軽減に繋がります。

開発背景

創業者の祖父が神経筋変性疾患により自力で食べる能力を失い、祖父の力になりたいという思いで2010年DESĪN(米国) LLCを設立。障害者が食事を楽しめない事や、多くの介護施設や病院で食事に対する介助の問題を観察し、現存で入手できる補助具や技術が限られている事を問題視した創業者は、他には無い福祉機器である食事介助ロボットObi(オビー)の開発する事を使命とし、現在に至りました。

開発の意義

現在、日本国内では食事介助に関するロボットは存在せず、当ロボットが介護・障害の世界における食事介助という分野においては、昨今の介護現場に於ける人手不足の解消と併せ被介護者にとって、食事という日常生活で最も大切な時間を有意義に得る事が出来、QOLの向上に繋がります。

創意工夫

さまざまな食事シーンにマッチした見た目、清潔感があります。電子レンジや、食洗器にも対応したプレート、口元までの動きがスムーズで静か、さまざまな入力装置(スイッチに)対応ができる為、幅広い対象者に対応ができます。できるだけシンプルな設計にしています。

メッセージ

自分の食べたい物を、自分のペースで食べられる事は、当然の欲求であり、大切な時間です。上肢障害があっても適合した入力装置があればそれを満たす事が出来、QOLの向上にも繋がります。併せて、昨今の介護現場の人手不足により、介助者のホスピタリティが下がり、双方のストレスにもなっている事が人権問題、更には社会問題にも発展しています。この様な事の問題に対して、この製品をお届けする事で社会貢献を行いたいと考えています。

かわさき基準認証総合評価コメント

利用者からは、動きが早く、自分で食事を食べやすいことや使いこなすことが容易であり、機器を使いながら食事をするのが楽しい、という意見がありました。セラピストからは、食事介助の負担軽減につながることやADLが低い方の自立につながるという評価を得ました。そのため、「人格・尊厳の尊重」「ノーマライゼーション」などの理念に適合していると判断し、認証しました。

問合せ先

ダブル技研株式会社

神奈川県座間市栗原920-7

電話:046-206-5611

HPはこちら外部リンク


お問い合わせ先

川崎市経済労働局イノベーション推進部

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3226

ファクス: 044-200-3920

メールアドレス: 28innova@city.kawasaki.jp

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