ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

サンキューコールかわさき

市政に関するお問い合わせ、ご意見、ご相談

(午前8時から午後9時 年中無休)

閉じる

製品活用ストーリー:ハンドコントロール

  • 公開日:
  • 更新日:

【運転】ハンドコントロール

持ち運べる!簡単に着脱できる!運転補助装置「ハンドコントロール」は私の世界観を変えてくれました。

ハンドコントロール

==================
ハンドコントロールでクルマを運転する生活について、ユーザーの室住(むろずみ)さんと(株)ニコ・ドライブの東方(とうほう)さんにお話をお聞きしました。
==================

Q1. 室住さんは自動車の運転を始められてどれくらい経ちますか?
室住さん:19歳で免許を取得したので50年くらい運転しています。当時の川崎も道路は舗装されていましたが、初めての運転では近所の駄菓子屋まで通うのが精一杯でした。どんどん先に先にと行けるようになりましたね。


Q2. ハンドコントロールとの出会いを教えてください。
室住さん:川崎市で開催されたアンプティサッカー大会会場の展示がきっかけでしたね。とてもシンプルな装置だったので、第一印象は「これで良いの?」と。しかし取り外しが出来てどこへでも持って行けるので「これはレンタカーに使えるな」と心惹かれました。


Q3. ハンドコントロールは簡単に取り付け取り外しができる装置との事ですが、操作性に違和感はありませんでした?
室住さん:後日オフィスに伺い、ハンドコントロール体験運転を実施して頂きました。外周を2周する頃には慣れましたね。ブレーキの効き方とアクセルの感覚がつかめてしまえば問題ありません。
東方さん:体験運転では、私が助手席から操作のアドバイスをさせてもらうのですが、すぐに「もう操作には慣れました」と仰っていただくケースが多いですね。


Q4. 自動車への取り付けについてはいかがですか?
室住さん:5分くらいで簡単で取り付けでき、外れることもないので安心です。
東方さん:ペダルへの装着方法にダブルナット構造を採用しており、緩み止めも万全ですよ。


Q5. 室住さんは自動車の運転がお好きなんですか?
室住さん:はい。先日電気自動車の3日間試乗モニターというのがありまして、これはハンドコントロールで運転しようと迷わず申し込みました。今までは新車が発表されても試乗というのはできなかったんですね。ずっといろいろな車を試乗してみたくて。これもハンドコントロールでできるようになった事の一つですね。


Q6. 室住さんにとって車に乗るという事はどういう事ですか?
室住さん:爆発的に自分の世界観を変える事です。車に乗る事を通じて、いろいろなものに接する機会が増え、見える世界観が桁違いに変わります。何より、自分の意思で行きたいところに行けるというのが一番大きいです。福祉車両タクシーや手動装置付きレンタカーの配備数も少ないため、下肢障害がある方にとって「外出」のハードルは非常に高い。自分の都合ではなかなか外出ができませんからね。


Q7. 車に乗る生活は、どのように価値観を変えていきますか?
室住さん:今まで介助や介護をされる側だった方が、自分で運転をして、他の人を車に乗せてどこかへ連れて行ってあげられるというのは、世界観が180度変わると思います。人の役に立っているんだと生きて行く上ですごく自信になると思います。自分が行きたい時に行きたいところへ出かけられるのは幸せですね。東方さん:ハンドコントロールは、ただの運転補助装置ではなく、ひとりひとりの人生、世界を広げるためのツールだと私どもは考えております。ハンドコントロールで多くの方に移動の自由を叶えて頂きたいですね。

※掲載場所:2018年度かわさき基準パンフレット

お問い合わせ先

川崎市経済労働局イノベーション推進部

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3226

ファクス: 044-200-3920

メールアドレス: 28innova@city.kawasaki.jp

コンテンツ番号106121