令和7年10月フォトリポート

　ブレイキンの聖地とされるJR武蔵溝ノ口駅前の南北自由通路に完成した、ブレイキンをモチーフとしたミューラル（壁画）アートの完成記念セレモニーに出席しました。
　今回作品を手掛けたのは、以前市役所本庁舎建替えの際に、工事の囲いにミューラルアートを制作したことのある、DRAGON76さん。聖地「ミゾノクチ」のブレイキンを応援するために、地域の団体、学校、企業が制作を進めてきたもので、完成後は市に寄贈されます。市長は、「DRAGON76さんが聖地溝口に新しい絵を描いていただいたことは、本当にうれしいことです。ぜひこれかも、若い人たちが『挑戦するなら、溝口に行こう、川崎に行こう』と思ってもらえるようなまちづくりを皆様と行っていきたいと思います。」と感謝の言葉を贈りました。

　「第52回川崎みなと祭り」の一環として、「川崎港優良従業員表彰式」を開催し、川崎港内の事業所において、勤続20年以上及び10年以上の方々に、市長から表彰状を授与しました。市長は、「川崎港が全国へもたらす経済波及効果は6.8兆円、また川崎市内には4.8兆円もの効果があり、これがいかにすごいことなのか、それを支える仕事がいかに尊いことなのか、日頃からの活動に感謝するとともに敬意を表します。」と受賞者の長年の功績をたたえました。また、港湾の経済活動を次世代につなぐ取組として、若い世代の方々に港を知ってもらうために行っている、「川崎港仕事体験プログラム」を紹介しました。

　梶ケ谷第1公園にて行われた、寄附遊具のオープニングセレモニーに出席しました。セレモニーでは、近隣の小学生の応募の中から選ばれた遊具愛称の発表やテープカットが行われ、会場は多くの子どもたちで賑わいました。市長は、「梶ケ谷第1公園を大切に思った個人の方に、子どもたちのために大型遊具とブランコを寄附いただきました。地域のために何ができるかと考えていただいた寄附に心から感謝申し上げます。地元町会の皆様にも普段から公園管理等で協力をいただいています。子どもたちは、大切に遊具を使って楽しく遊んでいただきたいです。」と挨拶を述べました。

　グランツリー武蔵小杉で開催された木材利用促進イベント「優しい木のひろば」の視察を行い、展示ブースを見学しました。
　同イベントは今年で6回目の開催となり、林産地の自治体や木材関係の事業者などが木製品の展示や木工ワークショップなどを行い、会場は大勢の来場者で賑わいました。川崎市のジオラマは、林産地の自治体から提供いただいた木片等を使い、イベント参加者が製作したものです。
　市長は、出展者ブースや木製遊具で遊べる広場などを巡り、出展者やイベント参加者と交流しました。

　市制記念多摩川花火大会を世田谷区たまがわ花火大会と合同で開催しました。今年のテーマは、昨年の市制 100 周年を記念した大会を経て、「新しいはじまりを、さあ、いっしょに。」。当日は雨天ではありましたが、約19万人の方が来場し、秋の夜空に浮かび上がる6,000発の花火を楽しみました。市長は、「今年は101年目の新しい第一歩を盛り上げていこうということで、協賛いただいた皆様やボランティアの皆様をはじめ、警察や消防等、多くの方々に支えられて開催できました。皆様と素晴らしい花火を楽しみたいです。」と来場者にメッセージを贈りました。

　電気推進による清掃船2隻の完成記念式典を川崎市船客待合所（川崎区千鳥町）前で開催しました。
　市は、令和5年9月に策定した「川崎港港湾脱炭素化推進計画」において、温室効果ガスを2050年までに実質ゼロとすることを目標にかかげています。港湾管理者として率先して削減に取り組む必要があることから、電気推進船を建造する計画を立て、この度完成したものです。官公庁では全国初の100％電気を動力とする海面清掃船で、二酸化炭素を年間約45トン削減できる見込みです。
　市長は、「カーボンニュートラルポートの取組の一環として、港に関わる皆様の協力があったほか、市内高校生がカラーデザインを担当し、市民が名前を付けた、官公庁では全国初の電気推進船が完成し、誇らしく思います。川崎港の発展とともに市内産業の競争力強化に資するカーボンニュートラルの取組を一層推進していきたいです。」と挨拶を述べました。

　令和7年10月1日付け新規採用職員の発令式を本庁舎ホールで行いました。
　新たに川崎市職員となった28人に向けて、市長は、「『全体の奉仕者』という言葉の意味を考えて仕事に取り組んでください。仕事を通して自分を磨きながら、市民のために皆で働いていきましょう。」と激励の言葉を贈りました。

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